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額縁



博物館の赤絨毯駆け駆け
シャンデリアが笑っている

ステゴサウルスが軋んだ夜は
すさんだ空き地に夢を視る




廃墟に塵は積もりすぎた
埃と泥はもはやフィルターにまでなった
私はあの日瓦解した






苔は涙を嘲笑った
猫は予感をばらまいた
木片で手を切った
棘には寒気がした


森は何も言わなかった
代わりに誰かが忠告した


お前は馬鹿だ
愚か者だ



両手には杭が引いていた
後方に引いていた


あぁあぁと絶命的に泣きながら視界を略奪されたされたと叫びながら
絡まった無造作な糸に人は身を切る思いで抗い抗い

結果論として心が爛れた













風車はころころお愛想笑い
きり立つ崖の興味は何処へやら
背の高いしろい花は何ゆえ
綿飴雲はわざとらしい


ただ実感として爪先から染み込むざわめく予感は頬を触ってゆく温い風よりもなによりも
私に可能だったのは場違いにもホウセンカのインク水の実験を思い出すこと位でした


明後日の方向に縋るしか


手繰り寄せると
手が切れる
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Comment

2009.06.13 Sat 00:04  |  

床板をひっぺがして見た視界に、白骨化した犬の屍骸や、朽ちてゆく遺跡が横たわっている情景。
を、なぜか思い浮かべてしまいました。
そして再び覆われてしまった。
しかしそこにあった事実は覆い隠せない。

絶命的に泣いている声が、虚ろに足爪を食い込ませる。
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